ホントはもう少し余裕があって然るべきじゃないか~と自問するアラフォーの日常


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ただいま

 果てしなく怒り狂った一日は、まっすぐ家に帰れない。

 子供の頃学校でけんかしたり、いじめられたりした時も何事もなく帰ったように。どこかで少しリセットをする。完全には無理だから、少しだけ念を払うというか、鎮めてからじゃないと帰れない。なんだろう・・・家には怒りや苦しみの念を持ち帰ってはいけない、子供の頃から無意識にそう感じていた。今にして思えば、それは親を守っていたのだ。子供ながらに・・・。母が聞いたら悲しむだろうな・・・と思うことは一切口にしない。どんなにつらい出来事も黙っていた。何でも親に話す友達もいたが、羨ましかった。私は決して、死んでも(!)できなかった。そのためによくひとりで泣いていた。ただし、かならず親のいない場所で!

 大人になった今は喫茶店や、駅に停めている車の中で鎮める、打ち震える怒りや悲しみの念を。

 玄関のドアを開ける時は、今でも深呼吸が必要だ。ちゃんと振り払えているかな、顔はひきつっていないかな・・・と小さくチェックをいれる。どん帳が上がる。スポットライトがあたる。

 「ただいま!」
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by sayururi0704 | 2004-05-30 01:23

洞窟

 そこには深く、暗い洞窟がぽっかり開いていた。それは、いびつに形を変え、時折泡が入り口から湧いてきた。しかしそこには洞窟にありがちな冷気がなく、生臭いすえた臭いが今にもただよってきそうな、なまぬるさが充満していた。
 
 「会社が今どういう状況かわかってるの?こんな状況で有給をくれだなんて、どうかしてるわ。無理ね。」有給とは労働者の権利ではなかったか?洞窟はなおも続ける。
 「どうしてもと言うなら振り替えなさい。」またきた。コレだ。
 「最初の2週間ぶっつづけ6勤(週休1日)をしろというんですか?」
 「そうよ。別にやれなくはないでしょ?」
 「無理です。今の現状では。体がもちません。」ここ数ヶ月定時で帰ったためしがない。果たしてこの無毛な会話に明日があるのか・・・。くらくらする私。自称40代らしいこの洞窟の持ち主は、実は部分入れ歯である。興奮すると入れ歯はどこかへ流れていき、歯茎に赤い定着剤だけが残され、そこにはぽっかりと暗い洞窟があらわれる。
 
 「体、体って、別にそういう状態でなくても、もうすぐ具合、悪くなる頃じゃないの?」
 
 不敵な笑みすら浮かべて、コイツ正気か?発射できない怒りの為に指先まで痺れる。子宮内膜症、それはそんじょそこいらの生理痛とはわけが違う。まさに激痛だ。そして毎月私を苦しめるもの。男に言われるならまだしも、同じ女でありながら、しかもこれでひとの親ときてる!生理痛どころか、出産も犬のように安産だったにちがいない。
 「生理は2月からとめています!」2月から一度も生理痛でやすんどらんだろうか゛、ボケ!!内膜症治療リュープリンを2月から始めている。擬閉経治療だ。
 
 「あら・・・そうだった・・。」もごもごする洞窟。が、すぐに反撃を始める。
 「とにかく、ダメなものは・・・」吐き気がする。洞窟は興奮するといちだんと泡を吹く。声がスライド方式に高く、金切り声となる。もともと声が割れているので、シャウトすると首をひねられたドラエモンの断末魔の叫びのようだ。鼓膜がかなり不愉快。もう聞きたくない!この錆びくれた金属音をとめなければ・・・・!
 「はい、はい、もう結構です!用事は調整つかなければ休むだけ、それだけですから。欠勤でもなんでもしてください!」
強制終了。泡を吹いたままの洞窟。立ち去る私。

 
 私は一体ココで何をやってるんだろう?この非情かつ理不尽なアホ上司と、そのアホを管理職に選んでいるドアホ社長の下に、どんな未来があるのか・・・???
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by sayururi0704 | 2004-05-29 22:33 | 妖怪の館

しばしブレイク

お待たせいたしました。そろそろ開始いたします。

プシューッ、プルトップを開ける。スーパードライ250ml、本日二本目。

昨日今日とまたまたハードというか、文章に着地できる精神状態ではなかったので、結局何も書けずじまいでした、どうかお許しをm(__)m

あれっ・・・・・?いかん・・・・・(うなだれる私)

今夜は月が出ていません(涙)

それに風がとまった・・・・。

はっきり言っておきますがぁ~(その必要があるのか)、私は白い(黄色ではダメ)月と夜風が大好物です!

これでは指が踊ってくれません・・・とほほ


予定変更!
今夜はパウロ・コエーリョおじさまのうふふな11分間を
今からまた読むことにしますぅ♪
See you.
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by sayururi0704 | 2004-05-28 00:33

届かぬおもい

 伝えられなかった思いは、手紙に書くだけでも(たとえポストに投函しなくても)その念が相手に通じると、江原啓之氏は著書の中で言っておられたが、果たしてそうなんだろうか?
 それどころか、実際言葉を選び抜いて綴り、伝えても、伝わらない、届かないおもいというものがある、現実に・・・。
 "いってらっしゃい"の言葉が言霊となり出かける者を守るという、そのことを私は信じたい。"おかえりなさい"の言葉でその人を包み、ときほぐしてあげたい。
 言葉をどんなにつくしても、伝わらない、届かないおもいがあるのは何故だろう?
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by sayururi0704 | 2004-05-26 00:08

あらためてご挨拶です

昨日から急にお客人が増えました。なんちゃってくらしの手帖編集長としては、ちょっと驚き(@_@。ですがありがたいかぎりです。
この場をかりてお礼申しあげます_(._.)_
今後ともこの果てしなく"からみづらい"ブログをよろしゅうおたのもうしますぅ_(._.)_

 追記:あっ・・・それとぉ、いくらからみづらくっても、とって食べたりはしませんから、頑張って足跡残していただけたらよろこびぃ~でございますぅ(はあと)
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by sayururi0704 | 2004-05-24 00:50

方針撤回♪

5/5のくらしの手帖発言の舌のねも乾かないうちに(笑)、方針撤回。試行錯誤早すぎですが(爆)、リンクはらせていただきました。m(__)mよろしゅ~。
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by sayururi0704 | 2004-05-23 10:18

グローブ

  子供の頃、高熱を出して、部屋にひとりぽつんと寝かされていると、かならずアレはやってきた。仰向けになって見上げる天井、その木目模様を見ていると、その漂う渦の中から、しわだらけの魔法使いのおばあさんや、爛れた顔の妖怪たちが、ぐわんと天井から半身起こして、こちらへ手をのばしてくる。こわくてたまらないのだけど逃げられない。声すらあげられない。だって・・・私の口の中は・・・グローブでいっぱいなんだもん!そう何故かいつもグローブなんだ。誰かが私の口の中にグローブを押し込むの。ぐいぐいぐいぐい、容赦なく・・・。裂けそうな口、舌いっぱいに広がるなめし皮の味(!)、鼻腔に抜ける汗と皮用油とすえたような皮の匂い、詰まる気管、なのに次々とグローブは押しまれ続ける。それは単純作業のように延々と続けられる。
  

  最近は高熱をあげることも少なくなった。しばらくアレをみない。今朝起きて、天井をぼんやり見上げて思い出したくらいだ。ちなみにアレは子供の頃からずっと、その後大人になってからも現われていた。そして未だに何故グローブなのか謎のままだ。
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by sayururi0704 | 2004-05-23 09:18

完全武装解除

 会社ではどちらかといえば、クールだ。何事もそつの無い程度にこなすが、かといって率先して何かを始めるという情熱は無い。ただ最低限の職務を滞りなく黙々とやり遂げる、その一点につきる。上司に媚をうるわけでなく、マイペースだ。彼らとしては可愛げが無いのかもしれない。私は私で完結している。会社、ことに上司と繋がっていない。日本の社会はやたら繋がりを好む、なのでさぞかしわたしは目の上のたんこぶだろう。ただそれでも槍玉にあげられないのは、"一定以上の"確実な利益を生み出すから。"使いで"があり、干すにはまだ勿体無いから。なので最低限の上に少しだけ私は上乗せをしておく。ほんの少しだけ・・・。
 ところが最近、このほんの少しの上乗せがままならなくなった。それどころか最低限もままならなかったりしている。クールではいられなくなった。クールは私の武装だ。武装解除された、丸裸の私は最近変だ、かなり。まるで自意識過剰の中学時代に戻ったようだ。神経が剥き出しになった。こんな状態が数ヶ月続き、私は自分の知らないところで確実に疲弊していた。内側に何かが"おり"のように溜まっていった。
 今日上司に呼び出され、話をした。ただ今の自分の状況を自分の口で、自分の言葉で伝えようとした・・・・はずだったが・・。口を開くが早いか言葉は震え、声は嗚咽に変わった。壊れた蛇口のように、涙があきれるくらい止まらない。果たして泣くような内容なのかもわからない。何で泣いているんだ?自問してもわからない。ただ泣く為に泣いてるかのようだ。職場で、しかも皆の前で・・・・・。完全武装解除だ。無様でかっこわるいったらない。会社で泣くなんて!?私のポリシーに最も反する事なのに(!)・・・なんてこった・・・。
 ひきしきり泣いた後、何も残ってないことに気づいた。静けさと穏やかさ。あのワサワサと私を追いたて、神経を逆立てていたものが無くなっていた。カーンと音がするような静けさだ。なんだろう・・・これは・・。そして私はふと気づいた。私は泣く場所を求めていたんだと。重い鎧を脱ぎ捨てて、丸腰の無様な姿になりたかったんだと。
 
   人は時に泣く為に泣く。それはまた本能的な自浄作用でもあるのだなぁ・・・
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by sayururi0704 | 2004-05-22 23:30

"へルター・スケルター" 第8回手塚治虫文化賞受賞

  1996年5月19日、岡崎京子氏があの事故にあってからもう8年・・・そんなにたつんだというのが実感。今回の受賞の対象となった"へルター・スケルター"はその事故の直前に描かれた作品です。
  "Pink"が彼女の代表作かな・・・と思っていたら、これは・・・一気に超えちゃったというか、イッちゃったというか・・・、強烈な作品です。
  彼女の作品の中に流れている血なまぐささ(生き物としての生々しさ)みたいなもの、そして何より、全身の皮膚を引き裂いて、神経を剥き出しにしたような、あの強烈な感覚、そしてそれが何より尖って描かれたこの作品は、実に鬼気迫るものがあり、ココまでイッちゃって大丈夫なの(?)というギリギリの線であり、あの事故はそれを暗示させるものがあるような気がします。
  ともあれ受賞おめでとうございます。私的には彼女と手塚治虫氏とがちょっと違和感があるんですが・・・(汗)。体調も徐々に回復へ向かわれている様子。一日も早い復帰を陰ながら応援させていただきます。
   
    注釈:なおこの受賞は先月4月てすが、今月があの事故から8年ということで
        あえて今コメントさせていただきました。
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by sayururi0704 | 2004-05-22 00:07

ライフ イズ ビューティフル

a0018688_224148.jpg この映画を最初見た時は・・・こんなのあり!?っていうか・・・食べなれない物を口にしてこっ、これは一体?っていうあんな感じでしょうか・・・。
 最初からイタリア映画独特のノンストップの喜劇路線でしたので、そういうもんだとずーっと思って見てましたので、最後にあんな結末が待ちうけていようとは思いもしませんでした・・。なんというか、直後は後味の悪いような、不謹慎な感じがしたのは事実。ハリウッド映画的な物に毒されていたせいもあるのでしょう。喜劇でああいう題材を処理するのがとても不謹慎だと一瞬感じたのです。
 ただ、それはほんの一瞬で、見終わった後はひたすらうちのめされた感じで、しばし席をたてなかったのを覚えています。
 当時イギリスで、放蕩留学生だった私は、映画を見終わった後、対極の(笑)就労学生であるところのボーイフレンドに必ず、映画館の入り口に張ってある解説文を勉強になるから読めと言われ、しぶしぶ(笑)読んでいたのですが、その最後は確か(監督であるロベルト・ベニーにのコメントだったと思いますが)こう締めくくられていました。"笑いは武器だ"と。
 ペンではなく、笑い・・・それ以来しばしこのことを考えています。言論や思想は時に剣より強い、ただ精神力のパワーはさほど消費されないと思います。最悪の事態にある時、怒り、絶望し、悲嘆にくれたることは出来ても、それを"笑い"に転化するなんて・・!マイナスにプラスしてゼロにするのではなく、さらにまたプラスして完全にプラスへ変える、前者がペンなら、後者が笑いといったところでしょうか・・。底知れない生活力というか、市井の人々の生きる馬鹿力のようなものに、だだ圧倒・・・・です。
 ただ日本はこういう感覚がやはり元来薄いですよね・・。風刺画なんかも、きっついの(笑) 欧米は多いですよね。やはり日本では不謹慎・・・って感じに究極なってしまうからでしょうか?
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by sayururi0704 | 2004-05-21 20:50 | 映画のことなぞ

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